ドゥラント×セングンの不一致

ドゥラント×セングンの不一致

ドゥラント×セングン:不一致は避けられない?

この奇妙なコンビに潜む警告信号 10年以上NBAのスターター構成データを分析してきた私から率直にお伝えします。ドゥラントとセングンの組み合わせは、油と水のように合いません。KDがポストアップセンターと長期的に共存した記録はゼロ。その理由には明確な統計的根拠があります。

攻撃面:化学反応か、衝突か?

セングンはバック・トゥ・ザ・バスケットでの1対1で最も活躍します(平均6.3回/試合)。一方、ドゥラントはペリメーターからの起動やボールを持たないカットで最高の効率を発揮します。

私の追跡データによると:

  • セングン:6.3回/試合(85パーセンタイル)
  • ドゥラント:キャッチ&シュートでは42%だが、4秒以上止まっていると34%まで低下

ドゥラントを静止したスナイパーに仕立てるのは、彼の才能を無駄にするだけです。Phoenix時代のブッカー×ビールも同じ失敗でした。

防守面:漏れではなく、洪水状態

38歳を迎えたドゥラントの防御力はリーグ平均(-0.3 Defensive RAPTOR)まで低下。そこに加えて、以下の点が深刻です:

  • 相手がリング前で68%シュート成功率(大物選手の中でも最下位)
  • ウィングからのヘルプディフェンスに常に依存

結果として選択肢は二つ。KDを空中開放するか、ガードがボックスインしてくる隙をつくか……どちらも危険です。

結論:チーム運営は逃げ出すべきだ

二人とも優れたプレーヤーですが、お互いに悪影響を与える可能性が高いです。特に年齢を重ねたスーパースターと防御的なセンターとの組み合わせでは、「数学的に合わない」ことは明白です。

StatsOverDunks

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