シェパードを信じる理由

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シェパードを信じる理由

暗闇に灯る静かな火

12歳からNBAドラフトを観てきました。母が『物を見る子』と呼んでいたのは間違いじゃありません。2015年、ステップ・カリーの体格を嘲笑する中で『この男がゲームを変えてしまう』と書いた。ジャレット・アレンも同様。今やアール・ディフェンシブの要だ。

そして今、再び言います:シェパードは信頼に値する。

出場時間がないのは彼のせいじゃない。チーム構造によるものです。しかし限られた時間でも、彼が何をするかを見てください。

数字以上のプレーマーカー

シェパードにはエリート級のシュートDNAがあります。量ではなくタイミング、リリースポイント、スペース把握――23歳でスクリーンからの難しめのプルアップシュートを決め続ける選手です。

だが多くのアナリストが見逃すのは、彼のパス知能は「良い」ではなく「珍しい」点です。

デンバー戦で残り48秒、3ポイント差だったあの試合。最後のシュートを取らず、ハーフコートからバックドアへのバULLETパスで動く相手へと繋げました。運ではない。街中でのバスケ経験で磨かれた視野です。

これはオールNBA級のハイライトかもしれないのに――ガーブレージタイムだったため誰も気づかなかった。

身長を超えるディフェンス術

「低身長だから守れない」という声もありますが、見てください。

SGはジャンプ高さではなく動き方で評価されるべきです。シェパードは足捌きが完璧――遅めのカット、角度読解力、過剰な突進なしにボックスとの間を保つスキルを持ちます。

彼は長さに頼らず、「予測」に依存します。実際、限定出場時の防御効率は昨季複数スターターを上回りました(NBA.com進化統計より)。ニュースにならない程度ですが、映像を見続けるプロなら気づきます。

習慣も清潔:ドライブではファウルゼロ;交代後も迅速なフォロー;切り替えにも対応可能。

こうした徹底ぶりは才能だけでは生まれません。地元コートでミスしたら一週間笑われるという文化から育ったものでしょう。

LukasVega77

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